電通社長の榑谷典洋電通氏が五輪談合起訴受けて報酬3割返上

電通社長の榑谷典洋電通氏は東京五輪パラリンピックを巡る談合事件で起訴された事を受けて2023年の役員月額報酬の3割を6カ月分返上することを発表しました。

また、調査検証委員会を28日に設置しています。

この調査証委員会については池上政幸元最高裁判事を委員長に3人で構成されています。

今回はこちらの件だけでなく東京五輪パラリンピックを巡る談合事件についても触れながら説明していきます。

そもそも東京五輪パラリンピックを巡る談合事件とは？

知らない人もいるかもしれませんのでまず最初に東京五輪パラリンピックを巡る談合事件について詳しく見ていきましょう。

東京オリンピックについては記憶に新しいでしょう。

1964年に行われた東京オリンピックから56年経過した2020年にふたたび日本でオリンピックが開催されました。

ちなみに1964年に行われた東京オリンピックに関する基礎情報は「公益財団法人日本オリンピック委員会」にてまとめられているので興味がある方はそちらをご覧ください。

公益財団法人日本オリンピック委員会ホームページ<<こちらをタップ

1964年は20競技163種目でしたが、2020年には28競技321種目という事で競技が追加されています。

日本提案の競技は5競技18種目で野球・ソフトボール、空手、ローラースポーツ、スポーツクライミング、サーフィンが今回のオリンピックで追加されました。

そんな東京オリンピック2020を巡り談合事件が起きてしまっていたんです。

400億円規模の談合事件が裏で起きていた？！

東京五輪パラリンピックについては業務の入札を巡って談合事件が起きていました。

大会組織委員会側が入札の前には「落札した企業が原則として本大会までの業務を受注する」という資料作成されていたこともわかってます。

この事件に電通を含む担当者らが談合をしており独占禁止法違反の疑いで捜査が行われました。

ちなみに規模としては400億円という想像できないくらいの規模だったこともありニュースでも取り上げられていました。

※引用元
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230208/1000089495.html

電通など9社と1つの共同事業体が総額5億円余りで落札していますがトータルとしては400億というお金が動いていました。

もちろん、この件は法律違反という事もあって世間でもかなり注目されていました。

ネットを見ても批判的な意見が多く世間はかなり厳しく見ていることが分かります。

「甘々過ぎる」

「おいおい、そんなんで収束させないよ」

「上層部が辞めない辺りでどういう企業か分かる。」

「電通はやく潰れないかな」

「電通は色々な悪事に絡んでる印象あるな。」

特にtwitterを見ると電通に対する批判意見が多く信用がかなり落ちてしまっている事は言うまでもないでしょう。

談合はなぜ起きたのか？日本には既得権益など変えるべき問題が沢山ある？！

こういった談合はなぜ起きてしまったのでしょうか。

その背景には日本が昔から問題としている既得権益が大きな要因の一つになっているでしょう。

この既得権益については以前から多くの専門家や評論家が問題視していました。

有名どころだと襲撃事件が記憶に新しい宮台真司氏も日本の既得権益に関する問題を定義していました。

やはり電通といえば日本を代表する有名企業ですが、そういった企業が利権や既得権益をフルに使って売り上げを出しているという意見もネットではよく見ます。

真相については不明ですが、宮台真司氏も語っているように既得権益、利権というものは存在しているのは確かです。

それを裏図けるように今回電通の談合事件が表ざたになった事でいよいよ信ぴょう性が増してきているのではないでしょうか。

信頼回復を目指しつつクリーンな運営を世間は望んでいる

今後電通に出来る事としては信頼回復につとめることだけではないでしょうか。

また、クリーンな運営をすることで世間としてはちゃんとした会社という認識になると思うのでそういった事ぐらいしかやれることが無いと思います。

大手企業であっても問題を起こす事はあります。

1997年米スポーツメーカ・ナイキについては児童労働問題が発覚し知恵ます。

劣悪な環境で児童労働が行われていたという事もありますが、現在ナイキは信頼回復に向けてクリーンな運営をしています。

電通もこうした動きを今後もしながら信頼の回復に努めるべきではないでしょうか。

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信頼というのは一度失ってしまうとそう簡単には戻りません。

社会人でも同じでやらかしてしまうと信頼回復まで時間がかかります。

そうして働く場所や環境を失ってしまい転職や退職をしてしまうケースもあります。

もしくは移動や転勤、窓際社員と呼ばれるポジションになってしまうこともあるでしょう。

そうなるともう出世は難しく収入もなかなか上がりません。

そういった人は副業がおすすめです。

特に今はインターネットを使って行うネットビジネスを副業にするのが良いでしょう。

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